マツエクグルーの種類や施術の仕方によりマツエクの持続期間を伸ばす事が出来ます。綺麗にマツエクを長く保てるか、取れない為のポイントを確認しましょう。この記事では、アイリストなら知っておきたい、取れにくいグルーの種類や正しい扱い方を紹介します。
グルー | 硬化速度 | 持続性 |
---|---|---|
人気No1スーパーエチルB | 約1秒~2秒 | ★★★★★★ |
人気No2スーパーエチルA | 約1秒~2秒 | ★★★★★ |
人気No3速乾オールマイティーグレード | 約2秒~4秒 | ★★★★☆ |
マツエクの平均持続期間
マツエクの平均的な持続期間は、3〜4週間程です。グルーは、時間と共に劣化し、2週間を過ぎると、徐々に外れたり、カールが取れてきたりして、3〜4週間程で、リペアやオフが必要になります。劣化の主な原因は、水分です。長時間濡れた状態が続くと、グルーがゆるみ、強度が落ちて、エクステの重さに耐えきれずに外れたり、少しの衝撃で、方向がズレてしまったりします。
取れにくさはマツエクグルーの種類によって違う
一般的に使用されているグルーは、主成分によってエチル系グルーとブチル系グルーの2種類に分けられます。この内、取れにくいのは前者です。エチル系グルーの主成分である、エチルシアノアクリレートは、強度や持続性が優れている接着成分です。少量でも、短時間で硬く固定される為、接着面のごわつきが少なく、見た目も美しく仕上がります。アイリストにとっても、お客様にとっても、メリットが多いので、多くのサロンで使用されています。しかし、アレルギーの原因物質である、ホルムアルデヒドの放散量が多い点がデメリットです。
長期間取れないための施術のコツ
長持ちさせる為には、使うグルーの種類や、品質が大切です。そして、アイリストのスキルによっても、持続性に大きな差が出る為、以下のコツを押さえる必要があります。
前処理を丁寧に行う
まつげに付着した汚れや皮脂等を、前処理剤を使って洗浄する事で、長持ちさせる事が出来ます。もし、前処理が不十分で、まつげに汚れが残ったままだと、グルーの接着強度が落ちたり、浮いたりする原因になってしまうのです。施術前にアイメイクをオフしても、皮脂が落としきれていなかったり、クレンジングオイルが、流しきれていなかったりする事がよくあります。特に、根元部分は、皮脂やメイク残りが蓄積しやすい為、専用の薬剤を使い、完全に落とすようにしましょう。
グルーの適量を見極める
グルードームからグルーをすくった際に、エクステの根元と、その少し上にグルーの玉が出来た状態が適量だと言われています。グルーの量は、多すぎても、少なすぎても、持ちが悪くなる為、適量を見極める事が、とても大切です。多くつける程、持続性が上がるように思うかもしれません。しかし、余分についていると、接着面に違和感を感じて、触ったり、こすったりしてしまい、その刺激で、取れてしまう事があります。逆に少なすぎると、接着面が狭くなり、当然ながら、持ちが悪いです。見た目も美しく、長持ちさせられるように、適量を心がけましょう。
個々にあったデザインをおすすめする
お客様一人ひとりの、まつげに合わせたデザインを提案するようにしましょう。自まつげとのギャップが少ない程、接着面が多く取れます、接着面が多く取れれば、自まつげにかかる負担が少ない為、長持ちしやすいです。基本的に、カールが強いエクステは、接着面を広く取りにくいので、持続性が悪くなります。また、太いエクステや、長いエクステは、その重さで取れやすかったり、毛の流れが変わったりしやすいです。JカールやCカールは、下がり気味な日本人のまつげにも馴染みやすく、接着面が広く取れます。太さは、0.1mm〜0.15mmだと、まつげが細い方でも、負担が少ないでしょう。長さは、自まつげよりも、2〜3mm程長いものを選ぶと、ナチュラルに、ボリュームアップして見えます。お客様の希望を取り入れつつ、早く取れないように、一人ひとりに合ったデザインを、提案していけると良いですね。
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マツエクを取れにくくするためのアフターケアのコツ
アフターケアをしっかり行う事で、長持ちさせられます。カウンセリング等で、アフターケアのポイントを、しっかりと伝えましょう。
5時間は水に濡らさない
装着後は、最低でも、5時間は水に濡らさないようにしましょう。グルーは、数秒で完全に固まったように見えますが、実は表面が乾くまでに、5時間程度かかります。それ以前に、水に濡れると接着力が落ちて、取れやすくなってしまうので、避けるべきです。洗顔やお風呂はもちろん、汗をかいたり、目薬をさしたりする事も、避けるべきです。また、内部まで完全に硬化するのは、24時間程度かかると言われています。当日の入浴は、出来るだけ短時間で済ませ、水分を素早く拭き取って下さい。基本的に、5時間は水に濡らさない事が大切です。しかし、硬化にかかる時間は製品によって異なる為、取扱説明書を確認してお客様に正しく伝えましょう。
できるだけ触らない
目元を触らないというのは、長持ちさせるコツの一つです。グルーは、摩擦に弱く、触った拍子に、ポキッと折れたり、簡単に外れたりしてしまいます。日常生活はもちろん、洗顔や、クレンジングを使う時も、出来るだけ摩擦を与えないようにしましょう。メイクをオフする時は、多めにクレンジングフォームを手に取り、しっかりと馴染ませてから、優しくオフする事が大切です。洗顔フォームはネットで泡立てて、直接指が、エクステに触れないようにします。エクステをつけると、多少違和感がある為、無意識に触ってしまいがちです。しかし長持ちさせる為に、触りたい気持ちをグッと堪えて下さいね。
コーティング剤を塗る
自宅で出来るケアの一つが、コーティング剤を塗る事です。コーティング剤で、コートする事で、皮脂や水分をシャットアウトしたり、接着部分を強化したりする事が可能です。ホームケア用のコーティング剤は、大きく分けて、美容成分が多い商材と、コート成分が多い商材の2種類があります。美容成分が多いものは、まつげの傷みをケアする事で、自まつげごと、エクステが抜け落ちるのを防げるでしょう。コート成分が多いものは、撥水性に優れているので、汗っかきの方や、運動習慣がある方におすすめです。グルーは、油や水との相性が悪く、劣化の大きな原因になります。綺麗な状態を長く保つ為に、マツエク用のコーティング剤を使用するようにしましょう。
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オイルフリーの化粧品にする
最近では、オイルフリーの化粧品が、肌に良いと注目を浴びていますが、これらの化粧品はマツエクの装着中にも向いています。前述の通り、油分は、グルーを劣化させる大きな原因になる為、それをカットした化粧品を使う事は、持続性を高める為に有効な方法です。例えば、クレンジングや乳液、日焼け止め、化粧下地、リキッドファンデーション等は、目元にも使う為、積極的に取り入れたいものです。クレンジングは、水クレンジングや、水性のジェルクレンジングタイプを選ぶと良いでしょう。余計な油分をカットする事で、肌への負担が軽減されるというメリットもあるので、肌荒れに悩む方にも、おすすめです。長持ちさせる為には、極力、油分に触れさせない事がポイント。マツエク中は、オイルフリーの化粧品に切り替えてみて下さい。
マツエクが長期間取れない!グルーの種類や施術の3つのコツ【まとめ】
マツエクの平均的な持続期間は、3〜4週間程です。しかし、施術方法やアフターケアによって、持ちが大きく変わる為、長持ちさせる為のポイントを知る必要があります。グルーの量は、多すぎても、少なすぎても、持ちが悪くなる為、アイリストは適量を見極めるようにしましょう。また、自まつげとのギャップがあるデザイン程、取れやすくなります。お客様の希望を取り入れつつ、個々に合ったデザインを提案しましょう。カウンセリング時には、ホームケアの方法をレクチャーするのも大切です。コーティング剤を塗ったり、オイルフリーの化粧品を使ったりする事をおすすめすれば、持続性がよりアップしますよ。グルーの扱い方や、アフターケアを見直し、マツエクを、長く綺麗に楽しんでもらいたいですね。
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