マツエクグルーによる白化現象の原因と対策!根元が白くなる?

グルーの白化現象マツエク ブログ

まつげエクステ施術中に根元が白くなることを「白化現象」といいます。グルーが固まるときに起こり、原因は水分が大きく関係する、マツエク施術で根本が白くなる原因とその対処方法を解説します。

グルー硬化速度持続性
人気No1スーパーエチルB約1秒~2秒★★★★★★
人気No2国産オルログルー スーパーエチルA【超速乾&柔軟 5ml】スーパーエチルA約1秒~2秒★★★★★
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マツエクグルーが白くなる白化現象とは?

接着剤の主な内容成分のシアノアクリレート(Cyanoacrylates)が乾く際に、水分と反応し、白くなることがあります。接着剤の主成分は透明です。これを黒く見せるために、カーボンブラックを加えています。まつげエクステ用の接着剤が乾いていない状態で目を開けると、目がしみることがあります。その刺激により少しでも涙が出ていると、グルーと反応したカーボンブラックが水分で剥離してしまい、残った部分が白くなります。これを「白化現象」といいます。この現象は、湿度の高い梅雨時や夏場に比較的多く発生する傾向です。当店のお問合せの中でもこのお問合せは多く頂いている質問の中の1つです。多くの場合、前処理が甘く、自まつげに水分が残ってしまったことで起こります。正しく前処理を行うためにおすすめな商品は以下です。

白化現象の対策に最適なプライマー

ナチュラル ケア プライマー 100ml 【まつげエクステ専用 前処理剤】

オルロのまつげエクステ用接着剤と同じ生産工場で製造しておりますので安心かつオルロのグルーと好相性です。前処理で油分を取り除くにはエタノールが多く使用されていました。ですが、エタノールは毛の色素を脱色してしまう上、刺激性があります。特殊な電気分解にてph値が高く経年変化も受けにくいアルカリイオン水で作られたこの商材は、刺激を感じさせず、しっかりと油分を落とすことが出来ます。サロン様からは、国産で刺激がないのでどんなお客様にも安心して使用できますとのレビューを多数頂戴しております。

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白化現象が発生する原因と対策

白化現象で考えられる主な原因は以下です。

サロン内の湿度が高すぎた

まつげエクステ専用の接着剤の最適な湿度は50±5%です。梅雨時や加湿器を使用している場合は湿度計を使用し徹底管理をしてください。また、エアコンの強弱にもご注意下さい。最適温度は23±2℃です。湿度と温度を確認して最適な環境を作って下さい。

お客様が汗や涙を流していた

夏の暑い時期には、硬化の際に、まつげに付着した汗などで白くなることがあります。目の周りは発汗させないように注意して下さい。また、涙が流れると白くなります。接着剤がしみる場合は、テープワークの見直しをご検討下さい。なお、刺激に弱いお客様には低刺激のグルーを使うことが有効です。どうしてもエチル系は刺激が強いので、ブチル系もしくはエトキシエチル系の接着剤を使うことも検討してみて下さい。

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前処理剤(プライマー)の水分が残っていた

まつげエクステを付ける前には前処理を行いますが、その前処理剤(プライマー)は水なので、きちんと拭き取らないと、その後に使う接着剤と反応して白くなってしまいます。

リムーバーが残っていた

リムーバーを使ってのエクステのオフ(除去)後は、きちんと水分を拭き取って下さい。まつげエクステを付ける前に自まつげにリムーバーが残っていると、白くなってしまいます。

化粧品が残っていた

クリーム、日焼け止め、化粧水など、水分が入ってるものが少しでもまつげについていると白くなってしまいます。しっかりオフしてからマツエクの施術をして下さい。

テープワーク後の確認と水分の除去

テープワークの後は、お客さまの目が開いていないことを確認して下さい。隙間があると、まつげエクステ専用の接着剤が固まるときに発生するホルムアルデヒドが目に入り、目がしみて痛みを感じ涙が出ることがあります。また、ドライアイのお客様は、まつげエクステを付ける前に目薬をさす方もいらっしゃいます。目薬を使用した後のまつげに残った水分は必ず拭き取ってください。

乾燥が足りていなかった

前処理の後や、施術後は、十分に乾燥させることが大切です。乾燥が不十分だと、水分が付着しやすくなります。特に梅雨時や夏場は乾燥しにくくなります。意識してしっかり乾かすことが必要です。

技術後の乾燥が不十分だった

基準となる時間はサロンによって異なりますが、一般的にはグルーを使用してから約6時間程度の乾燥が必要とされています。できれば、24時間は水に触れないようにお客様に伝えたほうが望ましいです。乾くのを待たずに洗顔や入浴をしてしまうと、乾く前のグルーに水分が付着してしまうので気をつける必要があります。

つける量と使用期限にも気をつけたい

グルーの使いすぎは気をつけるべきポイントです。量が多い場合でも表面はすぐに乾きますが、中心部分が乾くまでの時間は長くなるので、水分に触れる機会が増えてしまいます。つけすぎないように注意してください。また、開封後の使用期限にも気をつける必要があります。使用期限は、各グルーを販売している商材店の判断にもよりますが、劣化したまつげエクステ用の接着剤は硬化速度が遅くなっているので、白くなる要因となります。使用期限内であっても、粘度が高くドロドロしていたり、乾くスピードが遅くなっている場合、新しいグルーの使用をおすすめします。オルロの製品は、未開封で冷蔵庫保存の場合、6か月程度です。開封後は2~3ヵ月程度が使用期限です。品質を保つために、開封後1ヵ月以内に使い切って頂くことを推奨しています。

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白くなった後の対処方法は?

一度、硬化して白くなったら、再び黒くなることはありません。そのため、一度オフを行い再施術をするか、コーティング剤やマツエク専用のマスカラを塗布して黒くする対処方法を検討しましょう。

施術後のお客様にお伝えしよう

マツエクを付けた後は、一見乾いているように見えても、完全硬化に時間がかかります。ですので、完全硬化前にシャワーや入浴を避けていただくことは当然ですが、湿度の高い場所、汗をかくような激しい運動は避けていただくように、きちんとお伝えして下さい。

白化現象を未然に防ぐには?

白くなる現象は施術中の環境や施術後の対応で未然に防ぐことが可能です。まず始めに、リムーバーや、クレンジングはきちんと落として下さい。アイリストの指に水分が付いていることがあるため、前処理が終わったら、お客様の自まつげには触らないようにしてください。環境を整えることも重要です。室温や湿度は硬化の速さに影響します。加湿器と除湿器を、季節に合わせて使い分け最適な環境を作りましょう。

根元が白い?グルーによる白化現象の原因と対策【まとめ】

マツエクグルーによる白化現象の原因と対処方法を紹介しましたが、いかがでしたか。まつげエクステの施術が終わった後に、まつげの根元に白いカスや白い糸があるように感じることがあります。これらはグルーが乾く際に、余分な水分と接着剤が反応し起こる白化現象と呼ばれるものです。対策として前処理をきちんと行い、サロン内の環境も整えましょう。グルーのつけすぎや、品質が落ちたグルーを使うことも原因となりますので注意が必要です。白化現象によりクレームやお直しに繋がる可能性もありますので、日頃からロールプレイングをしておくと安心です。お客様にしっかりと説明できるようにぜひこの記事を参考にしてサロンワークに活かしていただければ幸いです。

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