マツエクサロンで万が一お客様から「施術後に目が腫れた」と相談を受けた際に、どのような原因が考えられ、具体的にどう対処したら良いのでしょうか?この記事では、マツエクグルーのリスクの一つとして挙げられる「目の腫れ」について深堀りしていきましょう。
グルー | 硬化速度 | 持続性 |
---|---|---|
人気No1スーパーエチルB | 約1秒~2秒 | ★★★★★★ |
人気No2スーパーエチルA | 約1秒~2秒 | ★★★★★ |
人気No3速乾オールマイティーグレード | 約2秒~4秒 | ★★★★☆ |
マツエクしてから目が腫れるのはなぜですか?
マツエクの施術後に、目が腫れてしまう主な原因は、アレルギーや接触性の刺激によるものです。詳しくご紹介します。
アレルギーを引き起こす原因物質
マツエクのグルーは硬化する際にホルムアルデヒドと呼ばれる、刺激性の強い揮発成分を放出します。この成分が、皮膚の薄いまぶたに付着することで、アレルギー反応として、目のかゆみ・腫れ等の症状を引き起こす事があるのです。
マツエクアレルギーは何日で治りますか?
目が腫れる等、マツエク用グルーによるアレルギー反応は、何日を目安に発症するものなのでしょうか?基本的には、アレルギー反応は、施術から42時間以内に出る傾向があります。とは言え、本当にマツエクグルーが原因なのか判断に迷うことも。例えば、花粉の時期も重なると、判断が難しい場合もありますよね。目が腫れる症状が、いつ頃から出始めて悪化したのかをお客様に伺う事で、マツエクグルーによる反応なのかどうか、おおよその見当が付くでしょう。
目の腫れ以外にも、以下のような症状が出ているケースでも、マツエクグルーが何らかの影響を与えていると考えられます。
- 充血
- 痒み
- まぶたの赤味
- 目がゴロゴロする
- 目ヤニが急激に増えた
グルーやエクステ、器具が接触することで腫れるケースも
特定の物質が、肌に接触する事で起こる炎症「接触性皮膚炎」による、目の腫れも考えられます。以下のようなケースが考えられます。
- ダマになったグルーが、まぶたに接触している
- エクステの根元が、まぶたに接触している
- マツエクの施術の際に使用する、ツイーザーやテーピングによる、まぶたへの接触
施術者の、技術不足による接触性皮膚炎は、起こさないようにしたいところです。一方で、ツイーザーやテーピングが、まぶたに多少接触してしまうのは、避けられないところです。ツイーザーが、肌に直接当たらないよう徹底する、テープの粘着を弱めて使う等の工夫で、接触性皮膚炎のリスクを下げていきましょう。
グルーで目が腫れないための対策【施術前・施術後】
マツエク用グルーの使用による、目の腫れの発生を抑える対策方法を取り、安心して施術を受けて頂ける環境を整えていきましょう。
施術前の工夫
腫れない低刺激グルーを選ぶ
目が腫れてしまう大きな要因は、マツエクグルーによるアレルギー反応です。ホルムアルデヒドが、主な原因として認知されていますが、中にはカーボンや、その他の成分に反応する方もいらっしゃいます。アレルギー反応のリスクの少ない、低刺激グルーを選ぶ事が大切です。具体的には、ホルムアルデヒドの放出量が少ない、ブチル系グルーを選ぶ、カーボン無配合のグルーを選ぶ等の対策が有効と言えるでしょう。当店のおすすめとしては、ブチル系グルーで、カーボン不使用の低刺激グルーをご用意しております。
国産マスターピースグルー【メディカルハイグレード 2ml 超速乾 ノンカーボン】
アレルギーの原因になりうるカーボン、増粘剤を極力減らしながら、持続と速乾性を高めた商材です。ブチル系のグルーでありながら、硬化速度は4〜6秒。サラサラとしていて、非常に扱いやすいグルーとなっております。30日間の返金保証制度を設けていますので、まずはお気軽にお試し下さい。なお、当店のマツエクグルーは、ボトルラベルに全成分を表示しております。MSDS(安全データシート)をご希望の方には、お渡ししておりますので、成分に不安のあるオーナー様でも、安心してご利用頂けます。
事前のパッチテストで相性を確認する
パッチテストとは、二の腕の内側や耳の裏等にグルーを少量塗布し、防水可能な絆創膏等を貼り、48時間放置後に、かゆみや赤み、腫れ等が出ないかを確認するテストです。事前に使用するグルーで、パッチテストを行うことで、より安全性の高い施術を受けて頂く事が可能となります。
≫ マツエク施術前のパッチテストは絶対!その重要な理由とは?
お客様の体調管理を徹底していただく
生理前、季節の変わり目、体調が優れない時、免疫力が落ちている時に施術を行うと、過敏に反応しやすくなります。施術前にお客様の体調について伺い、必要であれば施術日を改める等の提案をしましょう。
ホルムアルデヒドの放出量を出来るだけ下げる
グルーから放出されるホルムアルデヒドの量を少なくする為に、室温を23℃以下にする、施術前にグルーを良く振る等の対策が有効です。施術中には、ホルムアルデヒドを除去する器具を使用したり、室内の換気を十分に行いましょう。
施術後の工夫
施術後24時間は目を濡らさない
マツエクグルーが完全硬化するには、24時間必要と言われています。完全に乾かない内に、施術箇所を濡らすと、揮発成分が水分と反応し、目や肌に刺激を与えてしまったり、白化現象が起きる事があります。見た目だけでなく、目が腫れる、痒くなる等のお客様の目元トラブルにも繋がりかねません。施術後は、最短でも5時間は、まつげを濡らさないようにして頂き、可能であれば、24時間は濡らさないようにして頂けるとベストです。
コーティング剤を塗る
マツエクの施術を終えたら、専用のコーティング剤を塗って仕上げをしましょう。施術後は、グルーが完全に乾く24時間程度は、目には見えませんが、ホルムアルデヒドを揮発している状態です。特に湿気や、涙の水分にさらされることで、ホルムアルデヒドが液化してしまい、皮膚に付着しやすくなるので、コーティング剤を塗り、水分からグルーを守りましょう。ワセリンを皮膚に塗って、刺激から守る方法も有効です。
≫ マツエクコーティング使用で持ちがケタ違い!選び方&使い方
マツエク用グルーで目が腫れてしまったら?緊急対処法
上記でご紹介した対策をしても、グルーによって、目が腫れてしまったらどうすれば良いでしょうか。いざと言う時の対処法を知っておく事で、落ち着いた対応が出来るはずです。応急処置や対処法を確認しましょう。
オフする
「目が腫れた」とお客様からご相談頂いたら、すぐにオフをしてエクステを取り除きましょう。その上で、すぐに眼科を受診するようご案内します。
≫ リムーバーの種類や使い方・注意点を解説【マツエクをオフ】
眼科へ行く
眼科へ行って頂き、原因を追究します。グルーの成分による、アレルギー反応による腫れなのか、エクステが時間の経過で下がってきてしまい、エクステの先端の接触による腫れなのか、装着方法が悪く、グルーやエクステが、まぶたに接触していた事による腫れなのか、原因を見つけましょう。このような事が起こってしまった場合は、お客様に十分な謝罪をするだけでなく、お電話やメール等で、その後の経過を伺う等、心のこもった、アフターフォローで、お客様に誠心誠意向き合うことも大切です。
マツエクグルーで目が腫れる原因はアレルギー?症状と対処法【まとめ】
マツエクグルーで、目が腫れる大きな要因として、アレルギー反応によるものと、特定の物質が皮膚に接触して起きる接触性皮膚炎が挙げられます。どちらも、誰にでも起こりうる可能性があります。だからこそ、起こりうる事態を想定しながら、カウンセリングの際のヒアリングや施術方法、使用するグルーや、アフターケアの方法に工夫を凝らすことが大切です。目の周辺の皮膚は、サランラップ1枚程度の薄さで、とても過敏です。お客様の健康を預かっているという意識を持って、丁寧な施術を心掛けていきたいものですね。マツエクグルー専門店オルロでは、アレルギーの原因になりうるカーボン、増粘剤を極力減らした、低刺激グルーもご用意しております。この機会に、お試しいただけますと幸いです。
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