今さら聞けない…マツエクグルー成分の基礎知識を総ざらい!

マツエクグルー成分の基礎知識マツエク ブログ

マツエクの持ちや安全性に大きく関わるグルー。プロだからこそ自信をもって施術を提供できるよう、またサロンの特徴やそれぞれの顧客にあわせたグルーを選択するためにも、グルーの成分や特徴を把握しておきたいところです。今回は、知っておきたいグルーの成分や特徴についてご紹介します。

 

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グルーの主成分は【シアノアクリレート】

マツエクを装着する際に使用するグルーは、シアノアクリレートという硬化速度が速く強力な接着剤です。工業系・医療系を含め、日常的に使用されています。シアノアクリレートは空気中やまつげなどについている水分によって素早く固まり、その際アレルギー反応の原因となると言われるホルムアルデヒドを放出する特性を持ちます。シアノアクリレートは5つの分類があり、シアノアクリレートの種類によってホルムアルデヒドの放出量も変わります。うち3種類は原価が掛かりすぎたり、持続力に欠けたりなどの弱点があるため、マツエクサロンの現場で使用されるのは「エチルシアノアクリレート」と「ブチルシアノアクリレート」です。

 

エチルとブチルの違いとは?早見表で確認!

エチルとブチルの違い・特徴を一覧で確認しましょう。

 

用途刺激臭い粘度硬化スピード
エチル工業用・金属・壁強いツンとした臭いサラサラ速い
ブチル医療用・プラ・ゴム・金属弱い無臭に近い粘りがあるゆっくり

 

エチルシアノアクリレートの特徴

ホルムアルデヒドの放出は多めで刺激が強めのマツエクグルーにはなりますが、硬化速度が速く、少量でプラスチックのように固く硬化します。少量でも接着力が強く接着面積が少なくすむため、シングルラッシュはもちろんのこと、状にファンを開かせるボリュームラッシュにも向くグルーです。硬化スピードが速いので、上級者やスピード重視の施術に力を入れているサロンにも向くでしょう。

 

» 【マツエク】バサバサまつげ?ならボリュームラッシュが最適

 

ブチルシアノアクリレートの特徴

ホルムアルデヒドの放散量が少なく、臭いもほとんどありません。歯科医療にも使用される接着成分のため、医療用グレードとして知られています。低刺激なので、アレルギーの心配があるお客様でも、ブチル系グルーであれば施術を提供できる可能性があります。難点として、接着力がエチルに比べると弱いため、エチル系グルーよりも量を多めに使い接着面を多くとるなどの工夫が必要です。

 

マツエクグルーのその他の構成成分について

マツエクグルーの主成分は、上記でご紹介した接着成分であるシアノアクリレートです。主成分だけでは補えない使用感や色合い、保存状況を整えるために副成分も配合しています。主に採用されている4つの副成分は以下です。

 

増粘剤:例)アクリル樹脂

グルーの粘度を調整する成分です。量が多いと粘り気のある質感になり、少ないとサラリとしたグルーになります。

 

着色剤:例)カーボン、アンスラキノン系着色剤

シアノアクリレートは透明ですが、自まつげと馴染みやすいよう、またアイライン効果を狙うために黒いカーボンを入れて黒色にしています。ただ、カーボンを入れることで速乾力が多少落ちたり、刺激の原因になったりすることも。カーボンが気になる場合は、アンスラキノン系着色剤を使用したノンカーボンタイプのグルーを検討されても良いでしょう。

 

安定剤 防腐剤:例)ヒドロキノン、ヒドロキシアニソール

グルーの酸化を防止して、グルーの使用期間を安定させる成分です。

 

その他の複合物:例)湿気硬化型ウレタン・ラテックスなど

熱に弱い性質があるシアノアクリレートをサポートする成分として湿気硬化型ウレタン。柔軟性を与えて持ちが良くなるよう、ラテックスが含まれるケースもあります。

 

但し、ラテックスはアレルギーを引き起こす可能性があるので、オルロのグルーにラテックスは配合されていません。

 

同じブチル・エチルというくくりでも、メーカーによって速乾性や使用感が違うと感じられる方も多いのではないでしょうか?これは、メインの成分は共通していても、マツエクグルーの成分構成や配合の割合がメーカーによってそれぞれ違うためです。商品によっては、上記でご紹介した成分を配合せずに、他の成分で代用しているものもあります。

 

では、安全性の高いグルー、サロンの特性にあったグルーを選ぶにはどんな点に注目すれば良いのでしょうか?必ず確認していただきたいのが、SDSやMSDS(安全データシート)です。

 

SDS/MSDS(安全データシート)でグルーの成分が分かる

SDS」は、Safety Date Sheet、「MSDS」はMaterial Safety Data Sheetの略称で、化学物質について必要な情報を入手し、適切・安全に管理するための資料です。国内では平成23年度までは一般的に「MSDS」と呼ばれていましたが、現在では国際整合の観点から、GHSで定義されている「SDS」に統一されつつありどちらも同じものとなります。

 

化管法SDS(Safety Data Sheet : 安全データシート)制度※とは、事業者による化学物質の適切な管理の改善を促進するため、化管法で指定された「化学物質又はそれを含有する製品」(以下、「化学品」)を他の事業者に譲渡又は提供する際に、化管法SDS(安全データシート)により、その化学品の特性及び取扱いに関する情報を事前に提供することを義務づけるとともに、ラベルによる表示に努めていただく制度です。取引先の事業者から化管法SDSの提供を受けることにより、事業者は自らが使用する化学品について必要な情報を入手し、化学品の適切な管理に役立てることをねらいとしています。
※経済産業省HP「化管法SDS制度」より引用

 

SDS/MSDSは化学物質の危険有害性情報を記載した文書なので、販売店から取り寄せることで、どのような成分が含まれているのかが分かります。マツエクグルーは雑貨分類のため成分表示の義務はありませんが、当店のマツエクグルーにはすべて、商品ラベルの裏面にグルーの全成分を記載しております。また、MSDSもご用意しておりますので、安心してご活用ください。

 

 

お客様の不安…アレルギーを引き起こす成分って?

マツエクによる健康被害の声も増えている中で、「アレルギーが心配」「お肌が弱い」とご相談いただくことも多くなりつつあります。アレルギーを引き起こす原因の多くが、主成分であるシアノアクリレートが硬化する際の揮発成分、ホルムアルデヒドです。この主成分に強く反応している場合、マツエクの提供はむずかしくなりますが、施術時の意識を変えるだけでもアレルギー反応を出にくくすることが可能です。

 

たとえばシアノアクリレートは、施術後時間が経たない内に顔を濡らしたり、前処理が甘く水分が残った状態で施術をすると、ホルムアルデヒドが液化して皮膚に触れる可能性が高くなります。また、液化により、硬化時間がさらにかかるためホルムアルデヒドの放出時間も長くなります。このシアノアクリレートの特性を踏まえて、施術前のまつげに対する十分な下処理、サロン環境の配慮やグルー量の調整、術後のアフターケアなどでアレルギー反応を改善できる可能性があります。

 

アレルギーが心配なお客様には、原因とともに出来うる改善策を事前にご紹介することで、マツエクをより安全に楽しんでいただけるようになるでしょう。なお、カーボンなどの副成分がアレルギーの原因になっている場合もあります。お客様に合ったグルーで施術を提供するためにも、万が一の際に、どの成分に反応している可能性があるのかを確認できるSDS/MSDS(安全データシート)の用意がある商品がおすすめです。

 

今さら聞けない…マツエクグルー成分の基礎知識を総ざらい!【まとめ】

マツエクのグルーの成分を構成しているのは、主成分のシアノアクリレートと増粘剤・着色剤・安定剤・その他の成分です。主成分については、メーカーごとに大きな差はありませんが、副成分については配合量の度合いや配合成分に違いがあります。グルーの成分構成が硬化スピード、仕上がりの質感や柔らかさ、使用感などに影響します。マツエクグルーの成分についてある程度知った上で、成分表や製品特徴を見て選択し、よりサロンや個人の能力に適したグルーを見つけてくださいね。マツエクグルーの開発・販売を手掛けているオルロのマツエクグルーは、原材料も製造もすべて日本にこだわった正真正銘のメイドインJAPANです。MSDSのご用意もありますので、お客様への安心材料として、成分確認のためになど、遠慮なくお問合せくださいませ。