メチルシアノアクリレートは危険?グルーに最適な成分と特徴

メチルシアノアクリレートマツエク ブログ

マツエクの持ちに直結するグルーは、できるだけ強力なものを選びたいと思う方が多いでしょう。日本では推奨されていないメチルシアノアクリレートが配合されていることも。この記事では、マツエクグルーの成分について詳しく紹介します。

グルー硬化速度持続性
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マツエクグルーの主成分は?

マツエクグルーの主成分は、シアノアクリレートであることがほとんどです。速乾性と接着力が高く、マツエクの施術以外にも、工業用や医療用など様々な用途で使用されている接着成分です。

 

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シアノアクリレートは、エチルシアノアクリレート、ブチルシアノアクリレート、エトキシエチルシアノアクリレート、メチルシアノアクリレートの種類に分けられます。それぞれ特徴が異なりますが、どれも硬化する際に、ホルムアルデヒドというアレルギー物質が発生するため、慎重に取り扱わなければいけません。グルーの主成分が、シアノアクリレートである、ということは知っている方が多いでしょう。毒性が強いものもあるので、しっかりと知識を深め、安全に使用できるようにしたいですね。

 

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代表的なマツエクグルーの種類

マツエクグルーの主成分の種類は、エチルシアノアクリレート、もしくは、ブチルシアノアクリレートであることがほとんどです。前者はエチル系グルー、後者はブチル系グルーと呼ばれます。違いを詳しく見ていきましょう。

 

エチル系グルー

エチル系グルーは、速乾性と持続性に優れており、多くのサロンで使われています。エチルシアノアクリレートは強度が高く、速乾性が高いからです。ブチル系と比べると、商品数が多いことや、コストが抑えられることもメリット。一方で、ホルムアルデヒドの放散量が多く、刺激が強いのが、デメリットです。そのため、塗布量や装着する位置には十分注意しなければいけません。エチル系グルーは、速乾性と持続性の高さから、アイリストにとっても、お客様にとっても、メリットが大きいです。しかし、アレルギーを引き起こしやすいため、パッチテストを行う、体調を確認しながら施術するなどの対策をしましょう。

 

ブチル系グルー

ブチル系グルーは、刺激が少ないのが大きな魅力です。アレルギー物質である、ホルムアルデヒドの放散量が少なく、目の痒みや痛み、皮膚の炎症などが起こりにくいと言われています。においも少ないので、ツンとした、においで気分が悪くなるということも少ないでしょう。デメリットとしては、エチル系と比べると、接着強度が低く、持続力が劣ることが挙げられます。ただ、硬化後も柔軟性があるので、装着の違和感は少ないです。

 

持続性を上げるためには、接着面積を多く取る、アイシャンプーでケアする、コーティング剤を塗るなどのホームケアが重要。ブチル系グルーは、持続性が低いというマイナス点がありますが、アイリストの技術や、ホームケア次第で長持ちさせられます。特に、アレルギーを引き起こしにくいのは、大きな魅力なので、装着中や装着後の目元の違和感に悩んでいる方は、ブチル系グルーを試してみて下さい。

 

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危険!?メチルシアノアクリレートとは?

メチルシアノアクリレートを主成分とする、瞬間接着剤は数多く存在します。しかし、マツエクグルーの成分としては適していません。なぜなら、刺激性が非常に強く、皮膚や粘膜の近くに使うことで、皮膚炎や眼病などのリスクが高まる可能性があるからです。そのため、日本の多くの商材メーカーでは、メチルシアノアクリレートを使用したグルーを製造・販売しません。しかし、インターネットや海外では、メチルシアノアクリレートを配合した商品が販売されています。

 

購入する前は、成分表記がされているかだけでなく、どのような種類の、シアノアクリレートが配合されているかチェックすることが大切です。トラブルを避けるためには、刺激が強い、メチルシアノアクリレートが入ったものは避けましょう。

 

エトキシエチルシアノアクリレートは低刺激

「ブチル系グルーでも、アレルギーを起こしてしまう」という方は、エトキシエチルシアノアクリレートが主成分のグルーを選ぶと良いでしょう。ホルムアルデヒドの揮発が非常に少なく、刺激を感じることがほとんどありません。しかし、硬化速度はゆっくりで、施術に時間がかかります。また、持続性はあまり期待できないため、基本的には、練習用や、下まつげ用に使われることが、ほとんどです。

 

国産グルー専門店のオルロでは、カーボンの粒子を微粒子にすることで、持続性の低さを改善した国産マスターピースグルー【無刺激グレード 2ml】を販売しています。グルーアレルギーにお悩みの方は、ぜひ無刺激な、エトキシエチルシアノアクリレートが主成分のグルーをお試し下さい。

 

マツエクの施術環境を整えて持続性アップ

施術環境を整えることで、グルーの持続性がアップする可能性があります。「グルーの劣化が早い」と感じている方も、以下のポイントを振り返ることで解決するかもしれませんよ。

 

ベストな室温

当店のマツエクグルーを使用する際の、理想的な室内温度は、室温21℃~25℃です。グルーは、温まり過ぎたり、冷え過ぎたりすると、分子の動きが悪くなり、硬化強度や、速度に影響を及ぼすことがあります。また、劣化が進み、使用感が変わってしまうことも。最適な温度は商品によっても異なるので、取扱説明書でチェックすると良いでしょう。注意したいのは、エアコンの設定温度と、室温はイコールではないということです。

 

外気温や、エアコンの風の向きなどでも、室温が変わります。施術スペースが広い場合は、湿温度計を複数設置し、定期的に室温をチェックして下さい。ベストな室温を保つことは、お客様の満足度にも影響します。マツエクの施術には最低でも1時間ほど必要なので、快適に過ごしてもらうためにも、室温のチェックは、欠かさないようにしましょう。

 

ベストな湿度

当店のマツエクグルーを使用する際の、理想的な湿度は、45%~55%です。グルーは、空気中の水分と反応して硬化するので、湿度をコントロールするのは、とても大切です。例えば、湿度が70%を超えると、硬化スピードが極端に速くなります。施術者の手のスピードが追いつかず、最適な位置にスライドさせる前に硬化してしまったり、強度が弱くなったりする可能性も。

 

また、急速に硬化することで、グルーの成分が分離し、根元が白っぽくなる「白化現象」を引き起こすことがあります。逆に湿度が低すぎると、硬化に必要な水分が足りず、強度や持続性が低下するリスクがあります。梅雨時期や、暖房をフル稼働する時期は、特に湿度が高すぎたり、低すぎたりしてしまうので、定期的に、湿度計を確認するようにしましょう。

 

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ベストな保存場所

使用後のグルーは、湿気の少ない冷暗所に保管するのが基本です。グルーは、急激な温度変化や、光によって劣化してしまうため、出来るだけ、それらの影響を受けない場所で保管しなくてはいけません。特に真夏や真冬など、常温で保管が難しい時には、要注意です。最適な冷暗所が見つからない時は、コスメ用の冷蔵庫を使用するのがおすすめです。

 

コスメ用冷蔵庫は、常に一定の温度と湿度を保てるため、季節に関係なく、グルーをベストな環境で保管できます。ただ、10℃〜14℃ほどの庫内温度になるため、グルーの使用の30分ほど前には取り出し、常温に戻してから使用するのがポイントです。グルーは未開封でも劣化するので、湿気と温度、光に注意して保管するようにしましょう。

 

メチルシアノアクリレートは危険?グルーに最適な成分と特徴【まとめ】

マツエクグルーの主成分である、シアノアクリレートは、いくつかの種類があります。マツエクで使われる場合は、エチルシアノアクリレート、もしくは、ブチルシアノアクリレートがほとんどです。前者は、持続性と速乾性の高さから、多くのサロンで採用されています。低刺激なものを探している方は、後者を選ぶと良いでしょう。稀に、メチルシアノアクリレートが配合されている、接着剤がありますが、かなり刺激性が強いので、アレルギーのリスクが高いです。グルーを選ぶ時には、配合成分が表記されているか、安全な成分で構成されているかを確認しましょう。また、持続性や仕上がりをアップさせるためには、施術環境を整えることも大切です。室温は23±2℃、湿度は50±5%にすることで、グルーの劣化を最小限にするだけでなく、お客様も快適に過ごすことができます。

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