マツエク施術で「どの種類のマツエクが良い?」「似合うデザインは?」と悩む方も多いでしょう。そこで今回は、マツエクで使用するエクステの種類から流行りのデザインの種類までご紹介します。
これからマツエクに挑戦したい方や、お客様に良い提案をしたいと望むアイリストの方まで参考にしてみてください。
グルー | 硬化速度 | 持続性 |
---|---|---|
人気No1![]() |
約1秒~2秒 | ★★★★★★ |
人気No2![]() |
約1秒~2秒 | ★★★★★ |
人気No3![]() |
約2秒~4秒 | ★★★★☆ |
マツエクの種類について
マツエクの種類には主に「完成時のマツエクデザインの種類」と「エクステ自体の種類」の2つの意味があります。
完成時のマツエクデザインの種類には、「キュート」や「セクシー」のような流行りの種類があり、デザインを決める要素は以下のとおりです。
- 目元の印象を決めるマツエクの配列
- 付ける本数
目元の印象はエクステの配列で決まり、なりたい雰囲気に合わせて付けるマツエクの本数も一緒に決定していきます。
続く、エクステ自体の種類は主に以下の種類があります。
- 自まつ毛に対して1本付ける「シングルラッシュ」
- 複数のエクステを付ける「ボリュームラッシュ」
さらに、
- カール
- 太さ
- 長さ
これらもエクステ自体の種類の一部であり、エクステの種類は膨大です。
エクステ自体の種類によって目元の印象も変わるため、まずはなりたいイメージをアイリストと共有し、複合的に付けるマツエクを決定していきます。
マツエクは施術から約1ヶ月でメンテナンスが必要であるため、完成時の印象だけでなく予算も含めて、ぴったりの毛質や本数を選んでいきましょう。
マツエクグルーの種類について
マツエクの種類と同様に考えておきたいのは、エクステを付けるためのグルー(接着剤)です。
マツエクでメイク時間が短くなり手軽に素敵なまつ毛が手に入れられる様になったので、どんな人にも対応できるよう「国産×無刺激タイプのグルー」も登場しています。
無刺激タイプのグルーは、アレルギーを持っている方やマツエクでかぶれた経験がある方にも使用できるので、マツエクに挑戦したい方もアイリストの方が施術を行う際にも安心感があるのではないでしょうか
グルーによるトラブルはかぶれだけでなく、痒みや目の赤み、施術中にくしゃみが出るなどさまざまです。
また、すでに低刺激・無刺激グルーを導入しているサロンも存在しており、今後も需要が増えてくるでしょう。
アレルギーが気になる方は、無刺激グルーを取り扱っている店舗を選ぶなど、サロン選びの基準にもしてみてください。
マツエク毛質の種類と特徴
マツエク毛質には多くの種類が存在します。それぞれの毛質の特徴を知り、参考にしてみてください。
しかし、下記で紹介するようなマツエクの毛質をすべて取り扱うサロンは限られています。試してみたい種類がある場合は、それらの毛質を使用しているサロンを探してみましょう。
シングルラッシュ
シングルラッシュは「1by1」とも呼ばれ、自まつ毛1本に対し1本のマツエクを付けるスタイルで、自然な仕上がりを求める方におすすめです。
シルク・ミンク・セーブルなどを使用しますが、メニュー表には「シングルラッシュ」と記載していないサロンも多くあるので、馴染みのない言葉かもしれません。
また、本数にもよりますがボリュームラッシュよりも施術時間が短く、価格も安いので、毎月のメンテナンスの負担も少なくなります。
シルクラッシュ
シルクラッシュは、マツエクが登場した当時から使用されている毛質です。現在のように、柔らかく軽い毛質が出てくる前から使用されているシルクは、硬く重いため、現在では使用するサロンも少なくなってきました。
しかし、以前は多く使用されていた毛質で価格は安価なため「マツエクのお試しに付けてみたい」という方におすすめです。
ミンクラッシュ
ミンクラッシュは、人工的な質感が残るつやのある毛質で、セーブルよりも華やかな目元を演出します。シルクよりも柔らかく、つけ心地も良いのが特徴です。つけ心地も重視し、シルクのようなアイライン効果を出したい方におすすめです。
≫ 高級マツエクはセーブル!ミンク・シルクとの違いは知ってる?
セーブルラッシュ
セーブルラッシュは、自まつ毛のマットな質感を再現した毛質です。人工毛ですが、毛皮のセーブルの毛並みのように柔らかいといった意味から、名付けられています。
セーブルエクステの特徴は主に以下の2点です。
- 人工的なツヤがなく自然にまつ毛に馴染むマットな質感
- 毛先にかけて細くなるためナチュラルな印象になる
「マツエクの存在感を最小限にしたい」「自然な仕上がりにしたい」という方におすすめの毛質です。
また、シルクやミンクのような、つや感のあるエクステは派手さが強調され、おばさんっぽい印象を与えてしまう可能性も。その点、セーブルはマットな質感のため、落ち着いた大人の印象を与えます。
価格はシルク・ミンク・セーブルの順に高額になり、セーブルはシルクに比べて1,000〜2,000円高くなりますが、それに伴って持ちのよさも向上します。
ボリュームラッシュ
ボリュームラッシュとは、1本の自まつ毛に対して複数本のマツエクを扇状に広げた束にして付ける方法です。
- 束の本数が2本の場合は2D
- 3本の場合は3D
この様に表記され、最大6Dまで用意されています。
シングルラッシュでは、1本0.1〜0.25mmの太さのマツエクを使用するのに対し、ボリュームラッシュでは0.05〜0.07mmと極細のため、複数本付けても軽いのが特徴です。
量が多いのに軽いため、自まつ毛への負担を軽減しながらボリュームアップできます。軽さを重視する方は、3Dまでがおすすめです。
フラットラッシュ
通常のマツエクは断面が丸いのに対し、フラットラッシュは平らな毛質です。
マツエクの断面を丸い形状から平らにすることで、マツエクの重量は軽くなり、つけ心地も向上しました。
軽量であるので、根元から自まつ毛を持ち上げる効果があり、目元はよりパッチリとした印象になります。さらに、フラットラッシュは自まつ毛との接着面も大きくなるので、持ちの良さもポイントです。
近年、サロンでの取り扱いが増えており、定番の毛質となっているので、安心して試してみることができます。
しかし、パッチリしすぎるのが好みでない方や、目元の濃さを優先しない方はカールや太さを慎重に選ぶ必要があります。
下記で紹介していますが、カールならCカールからJカールへ、太さなら0.15mmから0.12mmへ変更するなど、少し落ち着いたものを選ぶと丁度よいでしょう
バインドロック
バインドロックとは、1本のまつ毛に対して3本のマツエクを付ける特殊技術のひとつです。以下のような手順で付けます。
- 自まつ毛の上側にボリュームラッシュ(2本)を付ける
- 下側にフラッラッシュを付ける
自まつ毛の上下をマツエクで挟むだけでなく、接着剤で360度包みしっかりと固定するので、自まつ毛が少ない方もボリュームアップでき、持ちが良いです。
しかし、自まつ毛1本に対し3本のマツエクを付けるため、自まつ毛が細い方には負担が大きいでしょう。
まつ毛美容液などで、自まつ毛を強く育ててからの施術がおすすめです。
また、アイラッシュブランド「Miss eye d’or」が開発し、セミナーを受けて認定されたアイリストのみ施術可能なので、バインドロックを取り扱うサロンを探すには手間がかかるでしょう。
カラーラッシュ
カラーラッシュとは、その名の通りレッドやブルーなどの色が付いたマツエクのことです。目元に個性的な印象を加えたい方や、いつものマツエクに飽きた方、トレンドカラーを入れたい方などにおすすめです。
マツエクのデザインに加えて、「かわいい」や「爽やか」など、色のイメージを加えられます。
付け方も自由で、
- カラーラッシュを全体に使う
- ブラックとランダムに入れる
- 目尻だけに使用
この様な付け方で目元の印象を変えられます。
さらに、鮮やかな色だけでなく、ブラウンカラーを全体に入れることで目元を柔らかい印象にすることも可能です。
≫ マツエクカラーでこなれ感UP!取り入れ方や色別の印象の差
マツエクカールの種類
ここまで、マツエクの毛質の種類について解説しました。続いては、デザインにも関わるマツエクのカールの種類と特徴を紹介します。
Jカール
Jカールは、ビューラーをかけたまつ毛よりも緩やかなカーブであり、派手さを抑えたデザインが得意です。
一番カールが緩やかなマツエクであるため、付けた感が苦手な方にもおすすめです。
さらに、自まつ毛との接着面も大きくなるので、持ちが良くなるといった特徴もあります。一本一本付けるマツエクだからこそ、取れやすい部分だけJカールに変更するなども可能です。
Cカール
Cカールは、ビューラーをかけたぐらいのカール感があります。普段からビューラーをかけている方や、Jカールよりももう少し華やかな目元を作りたい方におすすめ。
しかし、選ぶ本数や太さによってパッチリとした目元が派手すぎる印象にもなるため、注意が必要です。
「おばさんっぽくなりたくない」と考えている方は、Jカールまたは太さや本数を考えてCカールを選んでみましょう。
Dカール
ビューラーをかけたまつ毛よりも、しっかり上に持ち上げた印象になるDカール。
Cカールで物足りない場合に使用されますが、カールが強い分、自まつ毛との接着面が少ないので、取れやすさが気になる方もいるでしょう。
黒目の上にだけDカールを使用するなど、Cカールと組み合わせて付けるなどの工夫で持ちが良くなります。
CCカール
ぱっちりした目元が好みの方や逆まつげ気味の方におすすめのCCカールは、Dカールよりも湾曲しているデザインです。
マツエクの中で一番、クルンとしたカールのある種類で、Dカール同様に持ちには課題があります。
「大切な用事がある」など「ここぞ!」という時に付けて、目元をぱっちりと華やかに仕上げられます。
Lカール
Lカールは「L」の形のように、湾曲せずにストレートにまつ毛を持ち上げたデザインです。CCカールよりもまつ毛が持ち上がっている印象を与えます。
さらに、DカールやCCカールのように湾曲していないので、自まつ毛との接着面が大きく取れにくいのも特徴です。
最近では、マツパの世界でも根元だけ持ち上げる「パリジェンヌラッシュリフト」がじわじわと流行っているため、トレンドとも言えるでしょう。
≫ マツエクは正しいカール選びで満足度UP!種類別に特徴比較
マツエク長さの種類
カールに続いてマツエクは長さの種類も豊富です。長さが変わるだけで、カールの印象や持ちの良さも変わるため、それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
6mm
一番短いマツエクの長さが6mmです。自まつ毛よりも短いため主に下まつ毛に使用されます。上まつ毛には短すぎる印象ですが、下まつ毛に使用することできれいに馴染みます。
マツエクを上まつげだけに施すと、下まつげとのバランスが不自然に感じる人もいることから、需要のある長さと言えます。
下まつ毛にだけマスカラを使用するのもひとつの手ですが、メイクやクレンジングの手間を考えると、下まつ毛にもマツエクを付けた方がメリットを感じられます。
7/8mm
自まつ毛とほぼ同じ長さの7mmと8mmは、マツエクを強調したくない方やノーメイクが多い方におすすめです。
7mmや8mmの長さのマツエクを選ぶことで「ノーメイクでも目元を自然に華やかにする」といったことを叶えられます。
また、「おばさんっぽくなりたくない」「年を重ね減ったまつ毛を自然に増やしたい」といった40代や50代の方にも、おすすめの長さで目頭のマツエクが気になる方が使用することも多い長さです。
9mm
自まつ毛に負担をかけずに、目元を強調したい方におすすめなのが9mmです。
ナチュラルな印象のままマツエクを希望すると、自まつ毛から1〜2mm長いマツエクの使用がおすすめされます。
日本人の自まつ毛は平均7mmと言われているので、9mmのマツエクはほとんどの方に似合う長さと言えます。
目頭に使用しても違和感を感じにくいので、マツエクが初めて方やナチュラルメイクが好みの方に人気の長さです。
10mm
10mmは、9mmでは長さが足りないと感じる方や、もっと豪華な見た目を求める方にぴったりな長さです。
遠くから見るとナチュラルに見えますが、近くで見たり目を閉じると、しっかりとした存在感が感じられます。
ナチュラルな印象のデザインには9mmと10mmを使用することが多く、マツエクデビューで9mmを使用し、メンテナンス時に少し長めの10mmに変更して存在感を少しプラスする方も少なくありません。
11mm
まつげの長さをしっかり出したい方におすすめなのが11mmです。11mmのマツエクはナチュラルメイクでも濃いめのメイクでも違和感のない長さですが、ノーメイクではマツエクが浮いて見える可能性があります。
「おばさんっぽくなりたくない」と言う方は、二重や一重など目の形にもよりますが、マツエクの長さは10mmまたは11mmまでにしておくのが良いでしょう。
12mm
12mmは、まつ毛の存在感があり確実にマツエクであることが分かる長さです。サロンによっては、お店に置いてある一番長いマツエクが12mmである場合もあります。
「目元に力がほしい」「まつ毛でメイクを強調させたい」という方や「手っ取り早く濃いめのメイクを作りたい」という方にもおすすめです。
ナチュラルメイクでも目元が強調されるので、華やかな印象を与える一方で
長さに比例して重みも出てくるので取れやすく感じる方もいるでしょう。
13mm
13mm以降のマツエクを使用すると、付けまつ毛を付けたような目元になります。普段から付けまつ毛や、カラコンを付ける方には便利な長さでしょう。
しかし、マツエクの重量は大きくなります。負担がかかる自まつ毛に美容液を使い、健康的なまつ毛を育て、強くする必要があります。
また、13mmのマツエクが取れることで、目元のゴージャス感も減ったように感じるため、9mmのマツエクを使用するよりもメンテナンスの周期は短くなるでしょう。
デメリットの可能性も頭に入れておくことで、ストレスなく長めのマツエクが楽しめます。
14mm
日本人の平均的な自まつ毛が約7mmなのに対し、倍の長さの14mmのマツエクは目尻などの部分的に使用されることが多いです。
まつ毛全体に使用することも可能ですが、メガネの着用や就寝中のこすれによってダメージを受けやすく、持ちは悪くなります。そのため、メンテナンスは施術後2週間ほどです。
自まつ毛への負担も大きいので、普段は12mmや13mmを使用し、気合いを入れたいタイミングで14mmを使用するなど使い分けるとよいでしょう。
≫ レーザーエクステ ミンクラッシュ MIX Cカール 0.2mm×7mm~14mm
マツエク太さの種類
マツエクの太さは、マスカラを使ったような豊かなボリュームを再現できます。そこで、ここではシングルラッシュで使用される主な太さと特徴を紹介します。太さに悩む方も参考にしてみてください。
≫ レーザーエクステ ミンクラッシュ MIX Cカール 0.2mm×7mm~14mm
0.1mm/0.12mm/0.15mm
マツエクの太さが0.1〜0.15mmの場合は、自まつ毛への負担も少なく、自然な仕上がりになります。
- 0.1mmと0.12mmは自まつ毛と同じくらいの細さ
- 0.15mmはマスカラ1度塗りぐらいの太さ
普段のメイクに合わせて決めましょう。
マツエクの中でも細めの3種類ですが、サロンによっては「0.1mmと0.15mm」「0.12mmと0.15mm」など、太さが限られている場合もあります。「0.1mmがなければ0.12mmを付ける」と、柔軟に決めることでサロンも選びやすくなります。
また、ミンクやセーブルなど選ぶ毛質によっては、アイライン効果なども変わるので、毛質の特徴も合わせて考えてみましょう。
0.18mm/0.2mm/0.25mm
0.15mm以降のマツエクには、0.18mm・0.2mm・0.25mmの3種類が存在します。
- 0.18mmと0.2mmは、マスカラ2度塗りから付けまつ毛を使用したような太さ
まつ毛のボリュームがしっかりほしい方や、普段から付けまつ毛を使用している方、アイライン効果がほしい方におすすめです。
0.2mmよりも太いマツエクを用意しているサロンは少ないですが、0.25mmも存在し、より存在感のある目元が作れます。
マツエクは太くなるほど自まつ毛への負担も大きく、取れやすくなるので、自まつ毛の状態を知りたい方は、担当のアイリストに相談してみましょう。
マツエクの本数
マツエクは、付ける本数によっても印象が変わります。ここではマツエクの本数による目元のイメージを紹介します。
サロンなどで提示されているマツエクの本数は、シングルラッシュを使用し、両目に付けた合計の本数です。100本の場合は、シングルラッシュを片目に50本ずつ付けることを意味しています。
以下の本数を参考に、イメージに合う本数を選んでみてください。
- ナチュラルな印象:60〜100本
- ぱっちりとした印象:120本
- 派手な印象:140本〜
ただし、シングルラッシュは、まつ毛に対して1本のエクステを付けるため、自まつ毛の本数によっては両目で140本も付けられない場合もあります。
特に
- 「まつ毛の本数が少ない」と感じている人
- 度重なるマツエクで自まつ毛が傷んでいる人
この様な人も注意が必要です。
希望のマツエクの本数が付けられない場合にはマツエクの量を減らしてまつ毛を育てるか、ボリュームラッシュを選びましょう。
ボリュームラッシュの本数
ボリュームラッシュは自まつ毛1本に対して複数本のマツエクを付けます。シングルラッシュでは多くても160本程度しか付けられませんが、ボリュームラッシュでは240~320本も付けられます。
シングルラッシュよりも毛質が細いため付ける本数が多くても存在感は感じにくく自然な仕上がりになります。参考として、ボリュームラッシュの4Dを使用した場合のボリューム感は以下のとおりです。
ボリュームラッシュ | マツエクの本数 | シングルラッシュのボリューム感 |
60束 | 240本 | 90本 |
80束 | 320本 | 120本 |
100束 | 400本 | 150本 |
120束 | 480本 | 180本 |
3Dになると上記よりもボリューム感は少なくなり、5Dでは逆にフサフサ感が感じられます。
マツエク人気デザインの種類
ここでは、完成時の目元の印象を決めるデザインの種類について紹介します。
マツエクの長さや太さなど、詳しいことが分からない方や「カールの種類が覚えられない」という方も、完成時のデザインを理解しておくことで、アイリストにも伝えやすくなるでしょう。
ワンホンとは?
2022年にトレンドとなった、マツエクデザインの「ワンホン」とは、中国語で「網紅」と表され「インターネット+人気」という意味を持っています。
これは「インフルエンサー」や「Youtuber」などを指し、本来は髪型や持ち物などさまざまなものに使用されています。
マツエクでも同じことが言え、インフルエンサーの目元のようなデザインを「ワンホンマツエク」と呼び、人気になりました。
ワンホンマツエクの特徴
ワンホンマツエクは、まつ毛全体に長いマツエクを等間隔に配置し、間を短いマツエクで埋めていくデザインを作ります。
自然なグラデーションが主流だったマツエクデザインですが、「長い、短い、長い、短い」といった具合にメリハリがあるデザインが特徴的です。
さらに、デザインによって縦幅を強調するため、目元はぱっちりとした印象が生まれます。
ワンホンマツエクを施すことで、メイクを変えずトレンドの目元が作れるといったメリットも人気の理由のひとつでしょう。
しかし、元々自まつ毛が長い方は、ワンホンの特徴である長さのメリハリが出づらいため、より長いマツエクを使用するか、黒目の上に長いマツエクを使って作るキュートデザインがおすすめです。
マツエクでナチュラルに見せたい人におすすめの種類
マツエクのナチュラルデザインは、目全体に同じ長さのマツエクを付けます。はじめての方やノーメイク、ナチュラルメイクをすることが多い方におすすめです。
自然な仕上がりを希望する場合には、以下のようなマツエクの種類を選びましょう。
- 毛質:セーブル
- Jカール・Cカール
- 60〜100本
- 太さ:0.1〜0.12mm
- 長さ:9〜10mm
目頭から目尻まで9mmまたは10mmを使用しますが、目頭のマツエクが気になる方は、全体の長さより1mm短いマツエクを付けても大きく印象は変わりません。
普段からビューラーをかけて、マスカラをする方はCカール・0.15mmを選んでも違和感はないでしょう。
また、お試しで安く付けたい場合には、シルクやミンクを選ぶのもおすすめです。
シルクからセーブルに変更する際は、よりナチュラルに見えることを加味して太さと本数を変更しましょう。
マツエクでキュートに見せたい人におすすめの種類
キュートな目元を作るためには、切れ長よりも丸い目を意識してマツエクの種類を選びます。服装やメイクはかわいい系統が似合う方はもちろんのこと、「いつもクールな印象に見られる」といった悩みを持っている方にもおすすめのデザインです。
以下のようなマツエクの種類を選びましょう。
- Cカール・Dカール・CCカール
- 100〜140本
- 太さ:0.1〜0.2mm
- 黒目上の長さを全体よりも1〜2mm長めのもの
キュートデザインの特徴は、黒目の上のマツエクを長めにすることです。例としては、以下のような長さの選び方があります。
- ナチュラル×キュート:全体9mmで黒目の上部分に10mm
- キュート:目頭と目尻を10mmで黒目の上を12mm、その間を11mmで埋める
また、ワンホンマツエクもキュートやドーリーな可愛らしいイメージにぴったりです。
マツエクでセクシーに見せたい人におすすめの種類
目元をセクシーに見せたい方は、目尻のマツエクを長めにするグラデーションによって切れ長な目元を作ります。主に以下のようなマツエクの種類を選んでみてください。
- Jカール・Cカール
- 120本〜
- 太さ:0.1mm〜
- 10mm〜目尻にかけて長めのもの
目尻のマツエクの長さは、全体の長さプラス1〜2mmのものを選ぶとバランスが良いです。セクシーデザインで使用する長さの例としては、以下のようなものがあります。
- 目頭から目尻にかけて9〜11mmのグラデーション
- 目頭から目尻にかけて10〜12mmのグラデーション
カールが強すぎると切れ長効果が半減するので、カールの強さはCカールまでにしておくのがポイントです。
本数は120本〜と紹介していますが、ナチュラルなイメージのままセクシーな目元を意識したい方は、100本前後でも効果は感じられます。
さらに、長いマツエクを目尻に使用することにより、顔の外側へと意識が行くため、顔のパーツが中心に集まった印象の「求心顔」で悩んでいる方にもおすすめです。メイクだけでなく、マツエクで顔の印象を変えてみてください。
マツエクでゴージャスに見せたい人におすすめの種類
ゴージャスな目元は、カール・太さ・本数も贅沢に盛り込むのがポイントです。ナチュラルの豪華バージョンの印象には、以下のようなマツエクの種類を選んでみてください。
- Dカール・CCカール・Lカール
- 120本〜
- 太さ:0.2mm
- 長さはお好み
カールの強い0.2mmのマツエクを120本以上使用することで、目元が華やかになります。
本数は多ければ多いほどゴージャスになりますが、自まつ毛の本数により難しくなります。シングルラッシュでは太さも0.2mmと太めなので、まつ毛への負担も気になるところです。
そんな方は、ボリュームラッシュを使用するのもおすすめです。さらに、ゴージャスデザインではカラーラッシュを使うことで、周囲の視線を目元に集めることもできます。
ゴージャスなイメージの場合、落ち着いたカラーラッシュで大人っぽい雰囲気を演出し、フェスなどの明るいイベントに参加する際は、明るい色を使用して気分を高めてみてはいかがでしょうか。
≫ マツエクカラーでこなれ感UP!取り入れ方や色別の印象の差
一重・奥二重の人におすすめの種類
一重や奥二重の方には、長めのエクステや強めのカールがおすすめです。一重や奥二重の方は、まぶたによってマツエクの根元が隠れてしまうので、「思っていたよりも付けた感がない」と感じるかもしれません。
まぶたで隠れる部分を考慮して、理想的なデザインのプラス1〜2mmの長さのマツエクがおすすめです。
また、一重や奥二重の方のなかには、元々自まつ毛が下がり気味の方やまぶたの重みでまつ毛が下がってしまう方も多いので、強めのDカール〜Lカールも相性が良いです。
二重の方では、「ぱっちりしすぎて不自然」といった組み合わせのマツエクも一重や奥二重の方なら馴染むことが考えられます。参考として選びたいマツエクの種類を以下にまとめたので参考にしてみてください。
- Dカール・CCカール・Lカール
- 100本〜
- 太さ0.1mm〜
- 参考の長さプラス1〜2mm
本数や太さは、なりたい印象に近いものを選びましょう。
マツエクをきれいに保つコツ
マツエクは、どれだけきれいに保とうとしても、まつ毛には抜けるサイクルがあるため永久的ではありません。
しかし、マツエクのケアを行うことできれいな状態を約1〜2週間長く保つことも可能です。ここでは、マツエクをきれいに保つコツをいくつかご紹介します。
目をさわらない
マツエクは、触れたり擦れたりすることで取れやすくなります。マツエクをはじめて付ける方のなかには、気になって触ってしまう方もいますが、触れるのは禁物です。
また、洗顔後にタオルを使用する場合は、マツエクの根元に繊維が引っかからないように注意し、目のまわりはできるだけ避け、やさしく顔を拭いてください。
マツエクが乱れていると感じる時は触らず、コームやスクリューブラシで優しくとかして整えます。マツエクを付けていない時よりも繊細なケアが必要ですが、慣れるまでは注意しましょう。
油分の含むものの使用を控える
マツエクのグルー(接着剤)は油分に弱いため、メイク落としや洗顔料は油分の入っていないものや配合量が少ないものを使用しましょう。
最近では、「マツエクOK」と記載されているメイク落としもありドラックストアでも購入できます。
また、アイラインなど目元のメイクは、綿棒にメイク落としを染み込ませて丁寧に落とし、こすらないように注意します。メイクがきれいに落ちていないとダニやカビの原因となるため、念入りに落としましょう。
まつ毛美容液を使用する
自まつ毛は、マツエクが付いているだけで負担がかかっている状態です。今後も理想的なマツエクを付けるためにも、まつげ美容液を使用し健康的なまつ毛を育むまつ毛ケアが大切です。
マスカラタイプの美容液は、マツエクの根元に引っかかりやすいため慎重に塗りましょう。新たにまつ毛美容液を購入する場合には、筆タイプやチップタイプがおすすめです。
マツエクでおすすめの種類!人気別でカール・長さ・デザインを比較【まとめ】
今回は、マツエクの毛質などの種類から、完成時のデザインの種類について紹介しました。マツエクにはさまざまな種類が存在し、何万通りもの組み合わせがあります。
それぞれの特徴を知ることで、より理想的な目元が演出できるでしょう。
本来はグルーのアレルギーで施術できなかった方も、現在は無刺激グルーやアレルギーに対応しているものも登場しているので再び挑戦してみてはいかがでしょうか。
気になる方はマツエクの施術前にパッチテストを行ってくれるサロンを選ぶと、より安心です。「バインドロック」「ワンホンマツエク」など、新たな毛質やデザインも次々と登場しているため、トレンドを取り入れたい方はぜひ、挑戦してみてください。
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