マツエクの技術中にグルーが皮膚についてしまったことはないですか?普段、アイリストにとって身近な存在の商材ですが、気が付けば皮膚にグルーがついていたことも経験があるのではないでしょうか。ここではマツエク中に接着剤が皮膚についた場合の対処方法を解説します。
グルー | 硬化速度 | 持続性 |
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人気No1![]() |
約1秒~2秒 | ★★★★★★ |
人気No2![]() |
約1秒~2秒 | ★★★★★ |
人気No3![]() |
約2秒~4秒 | ★★★★☆ |
グルーが皮膚についてしまった場合の対処方法
マツエクグルーが手や指などの皮膚についた場合どうすればいいのでしょうか。対処方法は以下の通りです。
リムーバーを使用する
まず考えられるのは、リムーバーを使う方法があります。これは接着剤を溶かすための商材でエクステをオフする際にも使われる物ですので、簡単に取り除くことができます。刺激性の強い薬剤ですので、肌に直接塗布すると、腫れや痛みなどの炎症を引き起こす可能性があります。敏感肌の人は特にトラブルが起こりやすいので、避けたほうが無難でしょう。一般的なリムーバーの多くはマニキュアを剥がす際に使用される、アセトンが含まれているので、目の周りで使用することは非常に危険を伴います。オルロでは、安全性を徹底的に追及するという考えの下、皮膚への刺激を最小限に抑えたアセトンを使用しないリムーバーを取り扱っております。種類は2種類あり、ジェルタイプの物とクリームタイプの物をご用意しております。ジェルタイプはツイーザー(ピンセット・毛抜き)の洗浄等におすすめで、クリームタイプは、全体的にマツエクをオフするのにおすすめです。]
» 皮膚への刺激を最小限に抑えたアセトンを使用しないオルロのリムーバー
ぬるま湯でもんでほぐす
もう一つの方法は、ぬるま湯でもみほぐすことです。この方法はリムーバーのような刺激がないので、肌にやさしく、きれいに落とすことができます。細かいしわの間に接着剤が入り込んでしまった場合は、綿棒を使って丁寧に取り除きましょう。
施術中にグルーが皮膚についてしまう原因
エクステ中にグルーが皮膚についてしまう主な原因は次の通りです。
ノズル部分を拭き取る時
ノズル部分についた接着剤をティッシュで拭き取る時に皮膚についてしまう事が多いです。拭き取る際に、ティッシュに吸収しきれなかった場合は、接着剤が染み出してきて、皮膚に付着することがあります。また、拭き取ったティッシュを手で触ってしまったりすることで皮膚についてしまうことがあります。対処方法としては、ティッシュを多めにして何枚か重ねて拭くことや、拭き取った後の汚れた部分に触れないようにしましょう。
プレートを拭き取る時
プレートに専用保護シートを貼りグルーを使用します。使用後は保護シートをプレートから取り外し、上からティッシュで包んで拭き取ります。ですが、ほとんどの場合、完全硬化していないことがあり、接着剤が流れ出て皮膚についてしまうことがあります。流れないように、保護シートを剥がす作業を丁寧に行ったり、ティッシュを多めに使用して包んで拭き取るようにしましょう。
» マツエクグルーの保存方法の決め手は?プロが保管方法を解説
アイリストの不注意で起こる時
デビューしたてのアイリストの場合は、前述の2つのタイミングに加えて、技術中に不注意でプレートを触ってしまったり、ピンセットの先に残った接着剤を取り除くために先端を触ると、接着剤が指や皮膚に付着することがあるので注意が必要です。
» 根元が白い?グルーによる白化現象の原因と対策【マツエク】
皮膚につくと火傷してしまうの?
気をつけなければならないのは、火傷の危険性です。接着剤は水分に反応して硬化し始める性質がありますが、その際に熱を発することも知られています。多量に使用すると火傷の原因となります。少量であれば心配ありませんが、プレートで取り出された接着剤には注意が必要です。露出している状態ですので、うっかり触ってしまう可能性があります。問題なのは、お客様が寝ているベッドの付近にプレートを置いたままにしている場合です。その結果、お客様が無意識のうちに体を動かしてしまった場合に、プレート上の接着剤が付着する場合があります。そうなると、お客様が不安になって落ち着かなくなるだけでなく、火傷の危険性も出てきます。お客様が誤って触れてしまうことを防ぐために、専用のワゴンに乗せて丁寧に扱うようにしましょう。
» マツエクグルーがしみるのはなぜ?痛みの原因と対処法を解説
もしもグルーが目に入ってしまったら?
絶対に起こってはいけないことですが、もし目に入ってしまったらどうなるのでしょうか。その場合は、すぐにエクステを中止し、すぐに精製水で目を洗い流してください。その後、まつげエクステの知識のある眼科医の診察を受け、適切な処置をしてもらって下さい。その際に、接着剤を取り除くためにまぶたや目をこすることは絶対にしないで下さい。現在は眼科医と提携しているマツエクサロンも増えてきています。眼科医と提携していないサロンの場合は、近くの眼科医でまつげエクステに詳しい人を探しておくと、いざというときに安心です。技術面に関しては、自分の技術に合ったグルーを選ぶことも大切です。上級者用は乾きが早いですが、粘度が低くサラッとした質感のものが多いので、技術が足りないと誤って目に入ってしまう可能性があります。安全にマツエクをする為にも、商材の選択は慎重に行いましょう。最も重要なことは、目にグルーが入ることは、絶対にやってはいけないミスだということです。場合によっては失明するほどの深刻な事態に陥ることもあります。大切なお客様を自分のミスで危険にさらすことのないよう、プロのアイリストとして確かな技術を習得する必要があります。
» マツエクグルーがしみるのはなぜ?痛みの原因と対処法を解説
セルフマツエクは危険?目のトラブルの原因に?
接着剤が皮膚についたり、目に入ったりすることは非常に危ないことです。サロンできちんと施術を受ければこのようなことは、ほとんど起こらないでしょう。しかし、最近流行っているセルフマツエクに関しては非常に危険性が高いので注意が必要です。セルフマツエクのメリットとしては、サロンで受けるよりも安い金額でマツエクをすることが出来るのが大きな魅力でしょう。サロンに出向く必要もなく、自分の好きな時間に付けることも出来るので、時間の節約にもなります。一方で、目元というデリケートな場所に自分で施術を実施するのですから、非常に危険な行為というデメリットもあります。
ツイーザーで眼球を刺してしまう危険性があったり、まつげエクステ専用の接着剤が付着した人工のエクステが目の中に入り、目と接着してしまったり、まつげエクステ専用の接着剤が目の中にまで入ってしまう、まぶたが接着剤で引っ付いてしまうこともあります。その結果、結膜炎や角膜炎などの様々な目のトラブルの原因となります。最悪の場合、手術や失明といった状況にもなりかねません。マツエクをする際は、専門のサロンにて施術を受けることをおすすめします。
グルーが皮膚や目ついたらどうする?マツエク施術中の対処方法【まとめ】
マツエク中にアイリスト自身にグルーがつく場合は、ノズル部分を拭き取る時や、プレートを拭き取る時、ついうっかりしてついてしまうことが多いです。これらは日々のサロンワークの中で珍しくないことかも知れません。問題は、サロンのお客様にグルーをつけてしまうことです。まつげエクステ専用の接着剤は、取り扱いを誤ると火傷の危険性もあるので注意が必要です。また皮膚につくだけでなく、目に入ってしまう可能性もないとは言えません。細心の注意を払って接客と技術に向きあうことが重要です。きちんとした商材の知識を持ち、安全なサロンワークを心がけていきましょう。
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